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骨折とはどのような怪我か

転んで手をついた後に手首がみるみる腫れてきた、胸を打ってから呼吸のたびに鋭い痛みが走る。日常の中で起こるこうした症状の背後には、骨折が隠れていることがあります。
完全に折れているものだけではなく、骨にヒビが入った状態(不全骨折)や、繰り返しの負荷で少しずつ損傷が進む疲労骨折なども骨折の一種です。また、単なる打撲だと思っていても、骨が損傷していることもあります。外見からは判断できないケースも多いので、疑われる場合はすぐに整形外科へのご相談をおすすめします。
骨折が起こりやすい部位
手首・足首の骨折
手首や足首は、転倒時にとっさに手をついたり、足をひねったりすることで骨折しやすい部位です。年代を問わず発生しやすく、日常生活やスポーツの場面で多く見られます。
背骨の圧迫骨折
ご高齢の方に多いのが、背骨(胸椎・腰椎)の圧迫骨折です。骨粗鬆症で骨がもろくなっていると、重いものを持ち上げた時やくしゃみの衝撃だけでも骨がつぶれるように折れてしまうことがあります。
大腿骨の付け根の骨折
太ももの骨の付け根(大腿骨近位部)は、転倒した際に強い力がかかりやすい部位です。ご高齢の方が転んで股関節のあたりを痛がっている場合、この部位の骨折が疑われます。
指や足の疲労骨折
若い世代やスポーツをされている方によく見られるのが疲労骨折です。一度の大きな衝撃ではなく、繰り返しの負荷が同じ場所にかかり続けることで、少しずつ骨に亀裂が入ります。スポーツ障害の一種でもあり、競技特性や年齢に応じた対応が必要です。
骨折が疑われる時の対応
骨折の可能性がある時は、まず患部を動かさないことが大切です。腫れがある場合は冷やして、できるだけ早く整形外科を受診してください。
判断に迷った時も受診を
骨折かどうかはっきりしないという段階でも、遠慮なくご来院ください。ヒビ程度の骨折は痛みがそれほど強くない場合もあり、打撲との区別がつかないまま数日過ごしてしまう方もおられます。早い段階で正確な状態を把握することが、回復を早めるための第一歩です。
骨折の検査と診断
レントゲンによる画像診断
骨折が疑われる場合、まずレントゲン検査で骨の状態を確認します。骨折の有無や位置、ずれの程度を把握するための基本的な検査です。
エコーや精密検査による詳細な評価
微細な骨折が疑われるケースでは、超音波(エコー)検査も組み合わせてより詳しく評価を行います。また、MRIやCTによる精密検査が必要と判断した場合は、撮影が可能な近隣の医療機関を速やかにご紹介します。検査結果をもとに治療を進めていく流れですので、ご安心ください。
治療からリハビリまでの流れ
ギプスや装具による固定、投薬による痛みの管理など、手術を行わない保存的治療で対応可能な骨折については一貫して治療を進めます。手術が必要と判断される場合は、適切な医療機関へご紹介いたします。
都島区・京橋・野江のさいじょうクリニックは、各線京橋駅から徒歩約6分、京橋中央商店街のアーケード内にあります。骨折後のリハビリには定期的な通院が大切ですので、通いやすい立地も安心材料の一つです。
専門スタッフによるリハビリ体制
骨がつながった後に大切なのは、固定期間中に低下した筋力や関節の柔軟性を取り戻すことです。当院では理学療法士や柔道整復師など複数の専門スタッフが、骨折の部位や回復の進み具合に応じたリハビリを行います。日常の動作やスポーツの動きに無理なく戻れるように、段階を踏んで進めていきましょう。
漢方を用いた痛みへの対応
骨折後に痛みが長引く場合、鎮痛剤だけでは十分に改善しないケースがあります。当院の院長は漢方専門医の資格を持っており、冷えや体質が痛みに関わっていると考えられる場合には漢方薬を取り入れた対応も可能です。
高齢者の骨折と骨粗鬆症
ご高齢の方に骨折が多い背景には、骨粗鬆症が関わっていることが少なくありません。骨密度が低下した状態では、わずかな転倒や日常動作でも骨折につながる場合があります。
骨の状態を知ることから
当院ではX線骨密度測定装置を導入しており、短時間で骨密度の検査を受けていただけます。骨折の治療と並行して骨の状態を把握しておくことは、次の骨折を防ぐために欠かせない取り組みです。年齢を重ねても自分の足で歩き続けられる体を守るために、骨密度の検査を一度受けてみてはいかがでしょうか?
