禁煙外来

禁煙外来とは?

禁煙外来とは?

禁煙に挑戦したものの、途中で断念してしまった経験のある方も多いのではないでしょうか?喫煙習慣はニコチンへの身体的な依存と心理的な習慣が重なり合っているため、意志の力だけでやめるのは容易ではありません。

禁煙外来では、医師が処方する薬を使いながら計画的に禁煙を進めていきます。医療のサポートを受けることで禁煙の成功率を高めることができますので、タバコをやめられずにお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

禁煙が健康にもたらす効果

禁煙を始めると、比較的早い段階から体に変化が現れ始めます。血圧や心拍数の安定、呼吸のしやすさの改善、味覚や嗅覚の回復などは、多くの方が実感しやすい変化です。長期的には、心疾患や脳血管疾患、呼吸器疾患のリスクが低下していくことも報告されています。

喫煙と運動器の健康

喫煙の影響は肺や血管だけにとどまりません。骨や関節の健康にも深く関わっています。

骨粗鬆症や骨折治癒への影響

喫煙は骨密度の低下を促進する要因の一つです。また、骨折をした際に骨がつながるまでの期間が延びるリスクも指摘されています。骨の健康を長く保つためにも、禁煙は重要な取り組みと言えます。

リウマチ治療と禁煙

関節リウマチの治療においては、喫煙が疾患の活動性を高める要因とされています。治療薬の効果にも影響しますので、リウマチ患者様はまず禁煙を達成していただく必要があります。リウマチの治療中で喫煙をされている方は、禁煙外来の活用もあわせてご検討ください。

保険適用の条件

禁煙外来は、一定の条件を満たすことで健康保険が適用されます。

保険適用となる四つの要件

  • ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)で5点以上であること
  • 直ちに禁煙を始める意思があること
  • 禁煙治療を受けることに文書で同意していること
  • 1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けた数値(ブリンクマン指数)が200以上であること(35歳以上の方のみ)

以上の四つを満たす場合、保険適用の対象となります。なお、過去に保険適用で禁煙外来を受けたことがある方は、前回の治療開始日から一定期間が経過している必要があります。

加熱式タバコも対象

禁煙外来の対象となるのは紙巻きタバコだけではありません。加熱式タバコ(アイコス、グロー、プルーム・テックなど)も保険適用の禁煙治療の対象に含まれています。

加熱式タバコは煙が少ないため体への害が少ないと思われがちですが、ニコチンを含む製品である以上、依存性があることに変わりはありません。加熱式タバコをやめたいとお考えの方も、禁煙外来をご活用ください。

当院で使用する禁煙補助薬

チャンピックス(バレニクリン)

脳のニコチン受容体に作用して、タバコを吸いたいという欲求を和らげる内服薬です。喫煙による満足感を感じにくくする働きもあります。最初の1週間は服用しながら喫煙を続けていただいて、2週目から禁煙を開始するというスケジュールで進めます。

ニコチネル(ニコチンパッチ)

皮膚からニコチンを少量ずつ吸収させることで、禁煙に伴う離脱症状を和らげる貼り薬です。段階的にパッチのサイズを小さくしていき、体のニコチン依存を徐々に軽減していきます。チャンピックスの服用が体質的に難しい方にも使用できる場合があります。

禁煙外来の通院スケジュール

保険適用の禁煙治療は、原則として約12週間(3ヶ月)のプログラムで実施します。

通院の回数と間隔

通院は計5回が基本です。初回の受診後、2週間後、4週間後、8週間後、12週間後に来院していただいて、各回で禁煙の進み具合を確認して、必要に応じて薬の調整や生活上のアドバイスを行います。

初回の診察で行うこと

喫煙歴や現在の健康状態についての問診、呼気中の一酸化炭素濃度の測定、ニコチン依存度のチェックを行います。その上で禁煙開始日を設定して、禁煙補助薬を処方します。

治療の全体像は初回の診察時にお伝えしますので、不安な点があれば遠慮なくご質問ください。

禁煙外来の費用

保険適用の場合の目安

3割負担の場合、12週間の治療全体で1万3,000円~2万円程度が目安となります(使用する薬剤の種類によって異なります)。1日あたりに換算すると、タバコを買い続ける費用を下回るケースがほとんどです。

禁煙を始めたい方へ

禁煙は、一度の挑戦でうまくいかなくても何度でもやり直せます。過去に失敗した経験があるからこそ、今度は医療のサポートを受けながら取り組んでみてはいかがでしょうか?禁煙をお考えの方は、お気軽に都島区・京橋・野江のさいじょうクリニックへご相談ください。

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