- HOME
- 首の痛み
首の痛みについて

朝起きたら首が回らない、パソコン作業の後に首から肩にかけて重だるさが続く、腕や指先にしびれを感じるなど、首の痛みでお困りではありませんか?その原因は筋肉の疲労や姿勢の問題から、骨や神経の疾患まで多岐にわたります。
痛みの出方や、しびれ・頭痛といった随伴症状の有無によって考えられる疾患が異なるため、自己判断で対処を続けるよりも、整形外科で原因を確認されることをおすすめします。
首の痛みで考えられる疾患
寝違え
朝目覚めた時に首が痛くて動かせなくなる、いわゆる寝違えは、首の筋肉や靭帯に急性の炎症が起きた状態です。睡眠中の不自然な姿勢によるもので、多くの場合は数日で改善に向かいます。
ただし、痛みが 1週間以上続く場合や、腕にしびれを伴う場合は、別の疾患が隠れている可能性があります。繰り返し寝違えを起こす方も、一度ご相談ください。
頸椎症(けいついしょう)
加齢に伴って頸椎(首の骨)や椎間板が変形して、首の痛みやこわばりを引き起こす疾患です。中高年以降の方に多く見られます。変形が進行して神経の根元を圧迫すると腕や手にしびれが出る神経根症へと発展し、さらに脊髄にまで及ぶと、手指の細かい動きがしにくくなる脊髄症に移行する場合があります。
頸椎椎間板ヘルニア
頸椎の骨と骨の間にある椎間板が飛び出して、周囲の神経を圧迫する疾患です。首の痛みに加えて、片側の腕や手指にしびれや力の入りにくさが現れることが特徴です。加齢による椎間板の変性が主な原因ですが、スポーツや仕事による首への負荷がきっかけとなることもあるため、比較的若い世代にも見られます。
ストレートネック
本来ゆるやかな前弯カーブを描いている頸椎が、真っすぐに近い状態になったものです。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、うつむき姿勢が習慣化している方に多く見られます。首や肩の慢性的なこり、頭痛、目の疲れといった症状を引き起こすことがあり、近年では若い世代の方からのご相談も増えています。
頸椎捻挫(むちうち)
交通事故の追突やスポーツ中の衝撃で、首に不自然な力が加わることで靭帯や筋肉が損傷した状態です。事故直後には痛みを感じなくても、数日後から首や肩の痛み、頭痛、めまい、吐き気といった症状が現れることがあります。交通事故後の首の痛みについては、当院の交通事故・労災のページもあわせてご覧ください。
頸肩腕症候群
首から肩、腕にかけて痛みやしびれ、だるさが広がる症状の総称です。デスクワークや長時間の同一姿勢、反復作業などが引き金となることが多く、画像検査では明確な異常が見つからない場合もあります。原因を一つに特定しにくい症状だからこそ、丁寧な問診と多角的なアプローチが求められます。
胸郭出口症候群
首から腕へ向かう神経や血管が、鎖骨周辺の筋肉や骨の間で圧迫されることで、腕や手のしびれ、だるさ、冷感を引き起こす疾患です。腕を上げた時に症状が強まるのが特徴の一つです。
首の痛みの検査と診断
問診と身体所見
まず、痛みがいつから始まったのか、どのような動きで悪化するのか、しびれや頭痛の有無などを丁寧にお聞きします。その上で、首の動きの範囲や筋肉の緊張、神経の反応を確認する身体検査を行って、考えられる疾患を絞り込んでいきます。
画像検査による評価
レントゲン検査で頸椎の骨の状態や配列を確認して、変形やずれがないかを評価します。筋肉や軟部組織の状態を確認する際には超音波(エコー)検査も活用します。
頸椎椎間板ヘルニアや脊髄への圧迫が疑われる場合など、MRIによる精密検査が必要と判断した際は、撮影が可能な近隣の医療機関を速やかにご紹介いたします。
治療からリハビリまでの流れ
都島区・京橋・野江のさいじょうクリニックでは、首の痛みに対して投薬・物理療法・リハビリ・漢方を組み合わせた多角的なアプローチで改善を図ります。
投薬と物理療法
消炎鎮痛剤の処方で痛みを和らげるとともに、低周波治療やホットパックなどの物理療法で筋肉の緊張をほぐして血行の改善を促します。鎮痛剤が体質に合わない方や、冷えが痛みに関わっていると考えられる場合には、漢方薬を取り入れた対応も可能です。
リハビリによる改善と再発予防
理学療法士が、頸部周囲の筋力強化や柔軟性を高めるストレッチ、姿勢の改善指導を行います。デスクワーク中の座り方やモニターの高さ、スマートフォンを見る時の角度など、日常生活で首に負担をかけにくい習慣づくりについてもアドバイスいたします。首の痛みが気になっている方は、お気軽にご相談ください。
装具による補助
痛みが強い時期には、頸椎カラーなどの装具を用いて首への負担を一時的に軽減する方法もあります。装具の必要性や種類は症状に応じて医師が判断いたします。
